だんだん見えなくなる虫たち、だんだん見えてきた鳥たち。
この時期ならではの探鳥を日々楽しんでいます:
その①、声のヌシ探しリスニングバージョン。
まだ落葉していないので、頭の上で声が聞こえても姿を見つけるのは難しいです。
一年前に聞いたであろう冬鳥の声を聴き、あれ誰だっけ、と思い起こします。
おうちで音源を聞いて復習します。インターネット上でたくさん探せると思います。
探鳥会では、その辺の人に聞けば正解を教えてもらえます。
その②、声のヌシ探し現物バージョン。
沢山渡ってきているヒヨドリや、冬が近づきだいぶヒトとの距離が縮んできたシジュウカラ・コゲラ・メジロ・エナガ。
よく聞く彼らの声ですが、群れでいる中から今まさに聞いてる声を発している子を探したりしてます。
見つけたとき、あんたか、とちょっとにんまりしてしまいます。
特にヒヨドリとシジュウカラはお喋りのバリエーションが豊かなので、どんな所でこの声出してるの?という探求心が手助けしてよくやってます。
いずれもバーダー上級になってしまったり完全に落葉してしまうとさほど面白くないと思うのです。
今楽しむべき手法だと思って楽しんでいます。
あと、その③、カモの繁殖羽と非繁殖羽のハザマ探し。
カモ類は、この時期になると容姿を美しく変化させますが、それを繁殖羽と呼びます。
白子川のコガモやマガモは非繁殖羽でやって来ましたが、ずいぶん繁殖羽になってしまいました。
光が丘公園のオナガガモも、絶好の楽しみ対象です(だいぶ進んじゃったけど)。
距離が近いので、羽毛が一枚一枚見えます。
くたびれた夏の羽毛ときれいな冬の羽毛が混ざっているのがわかって季節を感じます。
木枯らしが吹いて北から冷たい冬がやってきます。
一緒に冬の鳥たちがもっともっと来てくれます(と期待しています)。
しっかりあったかくして、こんな「初心者の特権☆今だけ探鳥」を楽しみましょう!
もちろんもう到着している冬鳥もいろいろいます!!

ちなみに昨年は