シジュウカラは巣だったヒナたちの世話で大わらわ。
それのヒナを食べるカラスのヒナも巣立っています。
近辺ではハシボソガラスとハシブトガラスの繁殖がどちらも見られました。
スズメ、ムクドリ、コゲラもイモムシを加えて行ったり来たり。
海ではコアジサシを数えたり、シロチドリを数えたりしています。
日本の砂浜で繁殖しています、この辺では遭うことはできません。
ここでこの時期からのお楽しみと言えば、クモ!
虫たちみんなが現れてくれていますが、個人的に一番の喜びは、クモ!
ということで、この週末に出遭えたクモ・・・だと大量になりすぎるので、ハエトリグモを復習します。
アリグモのなかまはとても識別が難しい!と思っていますが、これはヤガタアリグモのオスだと思っています。
ヤサアリグモというホッソイのがいるのですが、そちらは胸のとこ(頭胸部)に白いスジ(白線)がないそうです。
と言ってもメスにはあるのです、もう複雑!
この子もヤサアリグモかな、と近づいたのですが、そのスジがあったので「あ、違う」と思ったのでした。
こちらで紹介したアリグモは赤っぽかったけど(ただこの子はメスですが)、この子は黒っぽいし。
アリグモのオスだと思っています。オスは第一脚が黒いそうです。
彼らは公園でも家でも見ることができます、とても身近。
光が丘公園だったらサンクでたくさん見つけることができます。つぶ道でもあちこちで見られます。
ツヤとマッドと言えば、どっちでもツヤハエトリと呼ぶ仲間もあります。
原っぱで見ることが多い気がします。
反対に毛深いシリーズでは、これも身近なシラヒゲハエトリ。アリグモたちくらい身近!
仕事場の外壁が白いので数年前までは大量にいたのですが、最近暑すぎるのかあまり見ません。
でも、つぶ道のブロック塀や、光が丘のサンクにはたくさんいます。
そして!この度やっとオスのチョビヒゲを見ることができました!
ちなみにお腹の脇のラインはオスにはなく、メスだけです。
オスは2年目の夏、メスは3年目の夏に大人になるそうです、思っていたよりご長寿でした。だからオトナを見る時期にもチビもいるんだな。
顔にオスの識別ポイントがあるのはこれだけではありません。
眉毛がポイント!のメンズ(頭胸部前縁に単色の帯がある):
素敵です。
ちなみにそれぞれの女の子たち:
と思ったら、今回はミスジのメスを撮って来ませんでした。
光が丘サンクではコンスタントに見られます(うちにも住んでます)。
男の子ような体の濃い縦筋がなくてシンプル。シラヒゲハエトリのオスメスと逆ですね。
そして今日のハイライトはアオオビハエトリのオスです。
これもよーく見るハエトリですが、今日遭遇した子は赤い模様や紫の釜でキラキラ輝いてとてもきれいな子。
写真だと釜が紫なのがよくわからないですが。
他にも同じところにいましたが、赤斑があったのはこの子だけでした。
ちなみに他の子だってブルーのラインがキレイで動きもコミカルで素敵なんですけどね。
イヤーお腹いっぱい。
他のクモも昆虫も見ましたが、ハエトリグモのオス特集だけで長くなってしまったのでこれでおしまいにします。