2020年05月28日

つぶ道の今(たまたまタマムシ編)

だっこちゃんの瓦版で発信させていただきましたが、ちゃんとSTAY HOMEしてました。
緊急事態宣言が解除されて都会へ人が戻ったのか、近隣の人口は昨日あたりから一気に減りました。
少し離れた大きな公園も(宣言下ではスポーツエリアが封じられた分自然エリアの人が凄かったそうですが)だいぶ落ち着いたようです。
昨日はその様子も少し見てきましたが、今回はSTAY HOME週間から今日までのつぶ道の様子をお知らせいたします。

鳥たちが繁殖期に入り目立たなくなると同時に、そのゴハンにもなるクモや昆虫はわんさと出てきます。
あんまり昆虫に興味のない自分ですが、それでも通りかかると目立ってつい見ちゃうタマムシ。
ヤマトタマムシは時々ベランダにいることがあります。
ウバタマムシはよく大きな公園で遭遇します。
今回はそれ以外、つぶ道を普通に歩いて目につき、たまたまそれが4度続いた「昨シーズンまではよく知らなかったタマムシシリーズ」初遭遇4種を載せてみます。

P5049816.JPG
フジの下のツツジで遭遇したシラケナガタマムシ(と思う)。
フジにいる種類だそうですが、フジって棚になっててなかなか近くで見られません。
でもいろいろな昆虫が大好きな植物なので、フジ棚観察は双眼鏡が必須ですね。

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クズを食べていたクズノチビタマムシ。
クズは我が家のカメたちも大変お世話になっている食草です。
幼虫はクズの絵描き虫です。

たまたまマメ科にいるタマムシが続きましたが、次はもっともーっと身近な植物で遭遇。
P5230856.JPG
胸が赤いムネアカナガタマムシはケヤキやエノキなどにいるという割には初お目見え。
よく似たケヤキナガタマムシなるおかたも近々出会ってみたいです。

P5220470.JPG
一瞬にして目を引くキラキラ感はマスダクロホシタマムシです。
こちらもスギやヒノキが食草とは思えない初お目見え(いたのは空き地の草の上)。
きっと昆虫へ目を向ける余裕が自分にできたのだろうと前向きに考えてみています。
どれもメタリック感が本当にすごかったです、写真では伝わりません!
その辺を歩くと目に飛び込んできますよ、お楽しみに!!

近所だけで十分楽しいのは重々承知だけど日頃はつい遠出もしてしまいます。
これから安全に繰り出すためにも、暑熱順化を兼ねてもうしばらくはご近所深堀。
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posted by つぶ at 09:54| 東京 ☁| ときどき野虫の会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月25日

つぶ道の今(クモ編)

だっこちゃんの瓦版で発信させていただきましたが、ちゃんとSTAY HOMEしています。
でも、散歩と買い物は減らしつつもしています。
今回も、STAY HOME週間から今日までのつぶ道の様子をお知らせいたします。

クモも多数出現中でワクワクですが、全部ご紹介するとエンドレスなので
「昨シーズンまではあまりつぶ道で見なかったクモ」をご紹介したいと思います。
素人なりに識別(間違っていたらすみません)。
詳しい説明はしていませんが、容姿をお楽しみください。
個性的でとってもきれいなクモたち!ただ見るだけでワクワクできます~。
まずはジメジメ地面シリーズ。
P5140143.JPGスネグロオチバヒメグモ
脛(イメージは腕)が黒い落ち葉の中をうろうろしているヒメグモ。
おなかのドットが目立ちます。
P5230706.JPGP5230713.JPGイナズマウラシマグモ
稲妻マーク(というか矢頭みたいな)は上のメスだけ。
図鑑によってはオスも同じ模様でしたが、つぶ道にいたオスたち(下)は模様に乏しかったです。
P5240858.JPGイタチグモ
見たときはグミみたいな透明感に惹かれたけど、写真に撮ったらこんなにキラキラに!
P5230656.JPGP5230662.JPGキレワハエトリ
じめじめなとこじゃなくても見ます。実物はもっとキラキラ感があります。
そっくりさんが多いので識別が怪しい・・・。

では次に炎天下地面シリーズ。
P5049974.JPGP5040127.JPGP5040015.JPGヒトリコゲチャハエトリ
真ん中はメス。今年3月につぶ道で初お目見え。
その後複数出会ってみると、図鑑より模様がバラバラでした。
P4289283.JPGP4228821.JPGシラホシコゲチャハエトリ
見つけると嬉しくなるドット柄はオス、メスは上のヒトリコゲチャさんをよりシンプルにした感じ。
P4228878.JPGP4228842.JPGタイリクアリグモ
つぶ道にはアリグモ・ヤガタアリグモ・ヤサアリグモはたっくさんいますが、タイリクさんはこの辺では初めて会いました。
他のアリグモさんたちよりよりうんと小さくて首がないアリグモの仲間です。上がオス、下がメス。
P5040054.JPGP5040067.JPGハタケグモ
おしりが面白すぎる!写真が悪いけど、ホントは6個いぼいぼがあるそうです。
P5039752.JPGヤマトフトバワシグモ
ワシグモのだれかではあります・・・間違ってるかも。
P5039788.JPGハラジロムナキグモ
地べたに小さい網を張っているサラグモ。これも色が色々らしい。。。
・・・しまった、ここまでですでに10種もいる!
もっともっと初お目見えの子がいたのですが、地面シリーズのみかつ見栄えのいい子から紹介してみました。
クモはどんなに行動範囲を限られてもほぼいます、当然おうちの中にも住んでます。
いつでもどこでも楽しめるクモ観察♪
同じように容姿を楽しみやすいものとして、
「昨シーズンまではよく知らなかったタマムシシリーズ」も載せてみようと思います。

近所だけで十分楽しいのは重々承知だけど日頃はつい遠出もしてしまいます。
緊急事態解除宣言とか昼にニュースで言ってましたが、まだ慎重さを要する期間は続きそう。
新しい生活様式と名を変えてまだまだ続くご近所深堀。
posted by つぶ at 14:03| 東京 ☀| Comment(0) | ときどき野虫の会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月24日

つぶ道の今(鳥編)

だっこちゃんの瓦版で発信させていただきましたが、ちゃんとSTAY HOMEしています。
でも、散歩と買い物は減らしつつもしています。
今回は、STAY HOME週間から今日までのつぶ道の様子をお知らせいたします。

最近はもうキセキレイとセグロセキレイは見なくなりました。
コガモももういません。
DSCN3288.JPG
コサギのこんな桜色もみられなくなってきました。
今月はじめにさえずっていたのはエゾムシクイ、キビタキ、センダイムシクイ、あとサンショウクイ!
今シーズンはオオルリは聞きそびれちゃいました。
もちろんシジュウカラやメジロやハクセキレイ、カワラヒワもさえずっています。
声は自宅で窓を開けていてもかなり楽しめます。
DSCN3351.JPG
今朝はなんと!仕事場からカッコウの声が聞こえました。
これは初めてだったので、場所を確認しようと声のする方へ歩いくこと10分、そこには児童公園があり、複数の親子連れの中には高い樹を見上げている人たちも。
ここから聞こえる~!
でもだんだん人が集まってきていたので、場所が確認できただけで満足してその場を去りました。
そこまでは直線距離で600メートル以上ありました、カッコウの声ってスゴイ!!
通り沿いにはムクドリの巣があちこちにあるようで、親がそれらしき場所に飛び込むとムクドリのヒナの声が聞こえていました。
シジュウカラ、コゲラ、ハクセキレイも親子連れで見られるようになりました。
DSCN3394.JPGDSCN3620.JPGDSCN3642.JPG
みんなが待ってたカルガモの赤ちゃんも!
DSCN3327.JPG最初に発見した親子
15羽ってすごい!!
DSCN3405.JPG
カルガモとマガモの雑種のお母さんも、赤ちゃんを連れていました。
昨日新たに発見した親子もいます。
今後散歩をしやすくなれば、この一家を継続して観察して後日またここに書きたいと思っています。

DSCN3671.JPG
またコチドリもやってきてくれています。
2羽いたけど、3羽見たというかたも♪
どこかでうまく繁殖できているといいなあ。

クモと昆虫も多くの種類が出現中。
「昨シーズンまではあまりつぶ道で見なかったクモ」シリーズと、
「昨シーズンまではよく知らなかったタマムシシリーズ」を近々ご紹介しようと思っています。

近所だけで十分楽しいのは重々承知だけど日頃はつい遠出もしてしまいます。
この状況だからこそ思う存分近所を掘り下げています。
しばらくはこんな感じで新しい生活様式というのを楽しむことになるかな(ほぼ変わらない毎日ですが)。
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posted by つぶ at 11:42| 東京 ☀| ときどき野鳥の会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする