早朝のカルガモ散歩以外で観察をするならもう夜しかありません。
そんなわけで先日、やっと今シーズン初の夜観察に出かけました。
クモや虫、もちろんコウモリも。夏の夜は裏切りません。
そんな盛りだくさんの中から今回は昆虫に注目して紹介します。
夜とはいっても夕方から開始・・・暑いです。
恒例の動物たちとしてスズメバチ類はオオスズメバチ、ヒメスズメバチ、モンスズメバチ、クロスズメバチ。
最大と最小の比較に成功しました:
スズメバチはかっこいいしですが、迷惑をかければ当然攻撃せざるを得なくなります。
他の動物の時と同様に感謝の気持ちを、そしてそれ以上に距離感を忘れずに観察しています。
ゴマダラチョウ、カナブン、シロテンハナムグリ、シラホシハナムグリもレギュラーです。
ここで昼の部の初見の昆虫:
葉の裏で涼んでいましたが、この色なので目に飛び込んできました。
なんだろう?と図鑑をめくっていたら、「カッコウムシがいる」という声が…初めて聴く名でした。
幼虫はキクイムシなどを食べるようなので、まさかのカシナガ(ナラ枯れの犯人)増加で頑張って増えてくれてるのかな?
夜が更けてからのレギュラーといえばオオシマカラスヨトウ(上)。
下はニレキリガ?常連さんではないような気がします。
人気のスズメガの部からはクルマスズメが幾度となく来てくれました。
コクワガタとノコギリクワガタ。カブトムシも見ました。
そして夜の部の初見の昆虫がいたのです、とってもきれい。
場所によっては集団で見られるそうです。樹液に来てくれるカミキリムシということですが10年観察している地元で初対面です。
しばらく樹液を(頭突っ込みながら)堪能した後は幹を上がって見えなくなってゆきました。
これからも継続して観察できるといいなーと思いつつ、観察している目の前で捕っていってしまう昆虫ファンもいるので心配です。
よーく姿を見せてもらったら、きちんと帰ってもらっているといいのですが。。。
実はクモもたくさん観察していますが、今回は初見のあった昆虫に注目してみました。
日中屋外で活動するのはなかなか厳しい気候です。
夏はやっぱり夜探’(夏じゃなくてもやるけれど)!

この日見た動物:カワセミ シジュウカラ ツバメ ハシブトガラス ヒヨドリ アシナガグモ アズチグモ ウロコアシナガグモ オニグモ ササグモ ジョロウグモ ナガコガネグモ ミスジハエトリ ワカバグモ ワキグロサツマノミダマシ アカアシオオアオカミキリ アミガサハゴロモorベッコウハゴロモ イチジクキンウワバ オオクモヘリカメムシ オオシマカラスヨトウ オオスズメバチ オオヒラタシデムシ カタジロゴマフカミキリ カナブン カブトムシ ギンヤンマ クサギカメムシ コクワガタ コシアキトンボ ゴマダラチョウ シラホシハナムグリ シロテンハナムグリ セスジナガキマワリ セマダラナガシンクイ ツマグロツツカッコウムシ トウキョウヒメハンミョウ ナガゴマフカミキリ ナミアゲハ ニイニイゼミ ニレキリガ ノコギリクワガタ ヒメオビオオキノコ ヒメスズメバチ ビロードコガネ マメコガネ ヨツボシケシキスイ