2023年01月17日

大泉みどり会記(12)

2023年1月17日、年が明けて最初の活動日でした。
1月は第三週のみ、来月も第三週のみということで、月イチ活動が続きます。
細々だけど、長ーく続いてることがこの会のすごいところなのでしょう。
今日の活動は、先月確認したシジュウカラの巣箱のうちの壊れたもののかけなおしと、続・業者さんがササ狩りに入る前のマーキングです。
ゴンズイやウグイスカグラなどの低木は、その心もとなさのせいか印をしておかないとササと一緒に駆られてしまうそうです。
周囲のササ狩りをし、支柱を立ててテープで印をつけました。
P1177566.JPGこれで一安心。
屋根にひびが入っていたシジュウカラの巣箱も、新しいものと交換(会長さんが作って持ってきてくれました)。
P1177568.JPGこっちも一安心。
にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へ

作業中に気づいた動物1/17:ヒヨドリ キジバト エナガ ツグミ シメ ハシブトガラス ワカケホンセイインコ
posted by つぶ at 14:24| 東京 ☁| 大泉みどり会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年12月21日

大泉みどり会記(11)

2021年12月からのみどり会の活動参加記録を諸事情でお休みしていました。
一年分の活動は紹介したいので、2022年12月の記録から再開です。
とはいってもお天気が宜しくないと、足場が悪い場所なので活動中止になってしまいます。
今月も12月6日は雨天で中止、20日が今年最後の活動となりました。
去年は11月に行ったシジュウカラの巣箱掃除を今回行いました。
PC207116.JPG「使ってる!」
PC207136.JPG
5個かけた巣箱、すべてが使われていました!!
これは初めてのことだそうで、参加者みんなにこにこというよりでれでれな笑顔でした。
このうちの一つからは数種のクモとミヤマカメムシの一種と思われる虫が休んでいるのが見つかりました。
PC207118.JPGPC207127.JPGPC207125.JPG
そういえば、去年もメスジロハエトリが3頭もいたのでした。
こうして毎年シジュウカラの巣箱かけと巣箱チェック兼掃除が個人的にはメインイベントになるんだろうな。

また、業者さんによる一斉刈り取りから守るべく、シュンランの株にマーキングをすることも今回の活動のメインでした。
ところが・・・業者さんによってかき集められた落ち葉の山があちこちに。
PC207138.JPGあった!
PC207140.JPG
いくつかの株がこの中に隠れてしまっているとのことで、探し出して周囲の笹を刈り、印をしました。

来年は1月の第三週からスタートです。
参加二年目も細々と継続できています。
作業中に気づいた動物12/20:シジュウカラ メジロ ヒヨドリ キジバト ドバト ジョウビタキ(メス) エナガ(群れ) アシナガグモ(幼体) ネコハエトリ(メス) アリグモ(メス) フクログモの仲間 キンイロエビグモ ミヤマカメムシの一種
にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へ

posted by つぶ at 16:57| 東京 ☁| 大泉みどり会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年11月25日

大泉みどり会記(9)(10)

2021年11月2日と16日10時から、またひと月ぶりの大泉みどり会の活動参加です。
10月第三週の活動は朝雨だったので中止でした・・・ので一人で歩いたりはしました(なのでその日の動物も下記に記載)。
この10月19日、シジュウカラの巣箱が一つ地上に落ちていました。
PA191524.JPG
みどり会で毎年設置しているそうで、私もこの設置に参加できるのを楽しみにしています。
当日の活動が中止になったので、会長さんに連絡するのみとしてそのままにしておきました。
そして11/2と11/16はいずれの日も保護区の整備、特に業者さんによる一斉刈り取りの前に守りたい植物の周辺の笹刈りをしたりしました。
新規に出てきた植物の名前と言えば初冬に咲くキク科のツワブキノガリヤス:森林に生えるイネ科草本、ソヨゴ:モチノキ科の常緑樹。
2日の作業の最後には、前述の巣箱を片付けました。
PB021791.JPG
その前に中を見てみると、シジュウカラが無事に繁殖した明石の綺麗な苔のじゅうたんと、中で暮らすカワイイ3頭のハエトリが!
PB021798.JPGメスジロハエトリ メス
PB021813.JPGメスジロハエトリ オス
観察後に巣箱に戻し、そのまま片づけました。
そのほかにも、巣の中でニホンヤモリが孵化した跡もありました。多くの生き物が活用している痕跡、これからも見られるのが楽しみです。
ハエトリと言えば、この日カグヤヒメグモがデーニッツハエトリを食べていました。
PB021728.JPG
冬に向けてクモたちは見えにくくなってきます。
これから年末に向けては成長したジョロウグモとその大きくてきれいな巣が見どころだと思っています。
16日には可愛く開いているゴンズイの実とその名は種から来たらしいセンニンソウの種も見ることができました。
そういえば、10月には緑色だったチャバネアオカメムシが、11月に入ってからは茶色くなっていました。
PA191505.JPG10/19
PB021725.JPG11/2
冬にはまっ茶色になっているのを見たことがあり、越冬型と教わりました。その変化の途中でしょうか。
同じ日に、赤いクサギカメムシ?も見ました。これも越冬型なのかな?
PB021776.JPG

散歩中に気づいた動物10/19:ワカバグモ ヨツデゴミグモ アシナガグモ シャコグモ(オス) イオウイロハシリグモ(幼体) ギンメッキゴミグモ チャイロアサヒハエトリ(幼体) キハダカニグモ(メス) カグヤヒメグモ カタハリウズグモ オオシロカネグモ(メス 幼体) オオヒメグモ (メス オス) ハモリダニの仲間 ホソヘリカメムシ ハムシダマシ ツマグロオオヨコバイ チビタマムシの仲間 ハグロハバチ(幼虫) チャバネアオカメムシ(緑色)
作業中に気づいた動物11/2:イオウイロハシリグモ(まどい) カグヤヒメグモ(デーニッツハエトリを食べていた) コクサグモ アシナガグモ ウロコアシナガグモ ギンメッキゴミグモ(オス) ヤミイロカニグモ(オス) ワカバグモ メスジロハエトリ(メス オス) シマアメンボ ミズアブの仲間 チャバネアオカメムシ(緑っぽい茶色) ヒロズクサビウンカ ナミテントウ ハラビロカマキリ(メス) シロジュウシホシテントウ エサキモンキツノカメムシ クサギカメムシ(赤い) ミヤマカメムシの一種 11/16:ほぼ同じ+ヒヨドリ

posted by つぶ at 14:57| 東京 ☀| 大泉みどり会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする